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 アメリカのワシントン州在住の女性が、「100匹近くのアライグマに自宅が囲まれている!」と警察に通報した。

 この女性はこれまで35年間にわたり、アライグマに餌付けしてきたのだが、仲間が仲間を呼び、とうとう対応しきれなくなるほどの数が集まってきてしまったのだという。

 アライグマは見た目は可愛いが、成獣は気性が荒く、感染症寄生虫も持っている危険な野生動物とされている。

 この女性も最初は何気なく餌をやっていたのかもしれないが、アライグマの賢さとあざとさを舐めていたようで、「野生動物を安易に餌付けしてはいけない」という教訓を得る結果となったようだ。

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100匹のアライグマに家を囲まれた!

 ワシントン州キトサップ郡のポールスボという街で暮らすこの女性、なんと過去35年間、自宅の周りでアライグマに餌を与え続けてきたのだそうだ。

 通報の内容によると、6週間ほど前からアライグマが自分の敷地に現れるようになり、昼夜を問わず彼女を取り囲んで餌をねだるようになった。

 そして最終的にその数は100匹を超え、恐怖を感じた女性は車に逃げ込むと、地元の保安官事務所に助けを求めたのである。

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image credit:X @KitsapCoSheriff[https://x.com/KitsapCoSheriff/status/1843372578163085776https://x.com/KitsapCoSheriff/status/1843372578163085776]

保安官の助言で一斉捕獲を依頼することに

 女性は最初、アライグマの捕獲と移送を業者に依頼しようとしたものの、1匹に付き500ドル(約76,000円)もの費用を要求されたため、断念したんだとか。

 そこで保安官事務所では、ワシントン州魚類野生生物局(WDFW)に連絡を取るよう助言。女性はWDFWの紹介で、地元の業者にアライグマの一斉捕獲を依頼できたそうだ。

 WDFWでは、アライグマなどの野生動物にみだりに餌を与えないよう、以下のように警告している。

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アライグマに餌を与えることは、あなたやあなたの子供、隣人、ペット、そしてアライグマ自身にとって望ましくない状況を作り出す可能性があります。

人に餌付けされたアライグマは、人間に対する恐怖心を失い、期待通りに餌をもらえないと攻撃的になることがあります。

また、人為的な餌付けは、アライグマを狭いエリアに集中させる傾向があり、過密状態は病気や寄生虫の蔓延につながります。

そしてお腹を空かせた訪問者は、動物が苦手な隣人の所へ行ってしまうかもしれません。その隣人は、アライグマを駆除することを選ぶかもしれないのです。

image credit:X @KitsapCoSheriff[https://x.com/KitsapCoSheriff/status/1843372578163085776https://x.com/KitsapCoSheriff/status/1843372578163085776]

 保安官事務所がこの件をSNSに投稿すると、たくさんのコメントが寄せられた。

  • アライグマは可愛らしく見えるかもしれないけど、攻撃的になると本当に危険なの
    餌をやるくらいって思うかもしれないけど、ペットや人間にとって残酷な結果になる可能性もある。私もペットをアライグマのせいで失ったの。よく考えてほしい
  • 私も20年間アライグマに餌をやっていますが、週に1回程度なので、彼らは私の与える食べ物に依存していないし、させません
  • 野生動物に餌を与えるなって!
  • 悲しいことに、ワシントン州ではアライグマを別の場所に移動させることは認められていないので、特別な事情がない限り、移動=駆除ってことになる
  • 簡単なことよ。餌をやるのを止めればいい。そうしたらいなくなるでしょ
  • アライグマは狂暴なんだ。ペットを襲って殺すこともある。俺なら庭にネズミがいるほうがマシだと思うよ!
  • やつらはペットでもなければ人間の友達でもない。彼女が問題を引き起こしたんだから費用を請求すべきだ!

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家の外にも出られない日が続いていた

 アライグマたちは女性の家の窓や壁を一日中引っ搔いており、彼女はここ数日、家の外にも出られない状態が続いていたようだ。

アライグマがこんなに攻撃的になったのは、ここ最近になってからです。前からいるアライグマはいい子たちだけど、新しく来るようになった子たちが怖いんです

 女性は保安官事務所の広報担当者に、このように話していたという。

 コメントにもあった通り、ワシントン州では捕獲したアライグマを他の場所に連れて行くことはできず、その場で放すか安楽死させるかの二択だそうだ。

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 保安官たちが駆けつけたとき、アライグマたちに攻撃的な様子は見られなかったとのこと。

 アライグマたちは全員駆除されてしまったのか?彼らの運命がどうなったかは、続報がないので今のところ不明である。

References: Dozens of hungry raccoons take over Washington woman's property[https://www.upi.com/Odd_News/2024/10/09/Kitsap-County-Sheriffs-Office-raccoons/9021728486602/]

画像・動画、SNSが見られない場合はこちら

(出典 news.nicovideo.jp)

<このニュースへのネットの反応>

どこの国だろうともペット業界に群がる愛護みたい

昔知人の職場で野良猫に自己満餌やりし続ける奴が居たそうで敷地内が野良猫の*尿まみれだったそう。無責任自己満餌やり奴は害悪。

病原の媒体になり得るというのに安易な善意で身を滅ぼした結果としては典型的ですね。加えて自然で餌の採り方も身についてなければ、餌を与えられたアライグマが今後どの様な行動を起こすかは想像に難くないでしょう。

ホント勝手だな

「仲間が仲間を呼んで集まる」って、SNSで集まる人間界の経済難民・移民みたいだね。

アニメ・ラスカルの終盤を見ていればなw

害獣ですね。リスもヤバいって聞いたことある

害獣じゃなければ、最初の画像(アライグマの群れ)は微笑ましいんだけどねぇ……所詮、アライグマは害を及ぼす害獣ですし。

正直昔話っぽいなと思った。この物語からは学ぶべき道徳観がある。

>1匹に付き500ドル(約76,000円)もの費用を要求されたため、断念したんだとか 35年分も餌をばらまける金があれば払えたんじゃない?煙草とベンツのたとえ話と*る?

原産地たるアメリカ本国でも半分害獣扱いされてるというのに何やってんねん

去勢すればワンチャンあるんじゃね?

アライさんは害獣なのだ 忘れてはいけないのだ 見た目が似ているたぬきの風評被害にもつながるのだ

毛皮屋さんに頼めば、もうちょっと費用抑えられるんじゃないの?しらんけど。

ラスカルはならず者なのだ

日本も中コリアンに餌付けして似たようなことになってるからな

想像力の欠如だな

餌付けした結果こうなったわけなので「餌に毒を混ぜれば」駆除できるんじゃねえかな。日本は鳥獣保護法が邪魔してるけど

ラスカル×100に会わせてくれて。神様ありがとう

半分に別れて斬りあおうぜ(日本昔話感)

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